昨年度、不登校の児童・生徒の数は過去最多となった。不登校の子どもと向き合う親が集まるランチ会は月に2回ほど開いている。学校に行けない理由がわからない子が多いという。全国小中学生の不登校人数は年々増加、2023年度は34万6482人と11年連続で過去最多を更新。廣瀬ひろみさんは市と連携して子育て支援などの活動「不登校でもだいじょう部」をしている。ひろみさんの息子に話を聞く。無理やり学校に行かせることをやめたという。三女はお菓子作り教室をきっかけに学校に行けるようになった。近場でも外出を増やし、2人で何気なく話す時間を大切にしているという。明治大学・諸富祥彦教授は「子どもが話をするきっかけにつながる。習慣的に外出することは大事」と話す。