先月31日、文部科学省は、子供の学力に関する調査結果を発表した。調査対象は全国の小学6年生と中学3年生で、今回の調査では前調査より4教科でスコアが下がったという。中でも、中3英語は前回より22.9点低い結果となった。子供のスマホの使用時間が長くなり、学校外の勉強時間は減ったという。また、半数以上の保護者が「学校生活が楽しければ良い成績を取ることにはこだわらない」と考えているという。文科省は、学力低下の理由について「明確には示せない」としながらも、コロナ禍による臨時休校や、スマートフォンの長時間利用が学力に影響した可能性があるとしている。