準々決勝で阿部一二三は相手のひざが鼻に当たり鼻血が出た。綿をつめて試合を再開するが再び出血し治療に。柔道は同じ箇所を3度治療すると棄権となる。阿部は2度目の治療から13秒で勝利した。当時の心境について阿部は「ドクターには大丈夫と言われたが焦っていた。投げにいくしかなかった」と話した。ヒヤッとした瞬間について、永瀬貴規は初戦が終わって階段を降りる時に転んでしまい会場から笑いが起きてしまったと話した。谷川航は選手村にタクシーで帰ったところ遠いところに降ろされてしまい、近くにいた警察官に金メダルを見せてパトカーで送ってもらったと話した。堀米はこの日接骨院に行った時に階段で足をひねってケガが増えたと話した。柔道の選手村ではダンボールの椅子に斉藤立が座ったら全部潰れたという。