公明党の斉藤代表はきょう北京で中国共産党最高指導部序列4位の王滬寧政治局常務委員と会談した。トランプ関税について意見を交わし、斉藤代表は米中両国の経済関係、日本企業に与える影響を含め動向を注視しているとした。その上で関税措置見直しにむけ日米交渉を行っていることを伝え、中国は国際社会のルールを守る必要性があると指摘した。王滬寧氏は自由貿易体制を守っていくことが世界共通の利益につながるとした。斉藤代表は中国軍の東シナ海などでの活動活発化や日本人の拘束事案に懸念を示し、日本産水産物の早期輸入再開を求めた。習近平国家主席にあてた石破首相の親書を手渡した。