自民党の新執行部の発足に伴いきょう、高市総裁と公明党の斉藤代表らが会談し、連立政権の継続をめぐって協議を始めることにしている。公明党は高市総裁に対し、歴史認識などでの懸念を解消するよう求めていて、高市氏の説明内容などを踏まえ、判断する方針。一方、自民党は国民民主党との連携を模索していて、きのうは麻生最高顧問が国民民主党の榛葉幹事長と会談し、今後の協力のあり方を協議した。国民民主党はまずは去年、公明党を含めた3党の幹事長で合意した、年収の壁のさらなる引き上げや、ガソリン税の暫定税率の廃止を自民党が実現するか見極めながら慎重に対応していく方針。