解散か失職か、決断が次の日曜日に迫る。斎藤知事が今回の騒動について胸中を明かした。斎藤知事は「正直言うとずっと苦しかった。朝起きたときはしんどいときもありました」などと述べた。維新の会・中村大輔県議は「人間味が出てきた。自分らしいコメントが言えるようになったのかなと。ちょっと肩の荷がおりたような印象を受けた。不信任が区切りになった気がする。出直し選挙をするにしても兵庫県のお金を使ってやることが斎藤知事にとってプラスなのかマイナスなのか。兵庫県民のことを考えているのであれば僕たちも最初は辞職してもらった方が一番筋が通ると思っていたが、辞職か失職かで迷っているという印象」などと述べた。辞職、失職した場合、出直し選挙の可能性もある。そんな斎藤知事。不信任案可決後に相次ぎテレビ番組に出演。自身の実績についてアピールしていた。これまで6000件近くあった電話のうち9割以上が批判だったが不信任案可決後は2割ほどが知事養護の電話に増えた。斎藤知事は自身の進退について週内にも会見を開き説明する考え。