政治資金規正法の改正に向けて、自民党が公明党と日本維新の会の意見を踏まえて修正した法案は、参議院特別委員会で審議が続いていて、あす参考人に対する質疑が行われる。これについて、自民党・石井参議院国対委員長と立憲民主党・齋藤参議院国対委員長がきょう国会内で会談し、来週の審議日程を協議した。この中で石井氏は、来週17日、18日に特別委員会で法案提出者に質疑を行い、このうち18日は岸田首相にも出席を求めることを提案し、引き続き協議することになった。自民党はこれらの質疑の後、来週中に委員会と本会議で採決を行い法案を成立させたい考えで、今月23日の会期末を控え、今の国会の最大の焦点となっている法改正の議論は大詰めを迎える見通し。