今年10月、札幌市中央卸売市場で、イクラの原料となる生筋子の卸値が前年の2倍に上昇した。北海道庁によると、今年の秋鮭の漁獲量は、前年より約40%減少しているという。不漁の背景には、気候変動による海水温の上昇や、餌となるプランクトンの減少などが考えられている。「魚河岸 中與商店 武蔵小山店」でも、現在、アメリカ産のイクラを扱っているという。また、「根室食堂 尾山台」では、鮭の卵ではなく鱒の卵の醤油漬けを使用しているという。しかし、円安などで鱒の卵も高騰し、メニューの値上げをせざるを得なくなっている。豊洲市場ドットコムの八尾昌輝さんは「今後、海の状況が変わってこないとなんとも言えない。今のうちに見つけたときに買うしかないというのが現状」などと話している。
