フランスの議会下院の選挙は7日決選投票が行われた。地元メディアの集計では左派の連合が577の議席のうち179議席を獲得し過半数には届かないものの最大勢力となった。1週間前、1回目の投票で得票率で首位に躍り出た極右政党の国民連合は獲得議席数で、左派連合、マクロン大統領の与党連合を下回った。左派の連合と与党連合が決選投票では候補者を一本化し極右政党の勢いを止めた。新しい下院の議席予測。1回目投票から想像された結果とは異なっている。左派の連合新人民戦線がトップで172から192議席獲得の予定。次が与党連合で150から170議席獲得の見込み。国民連合と国民連合と連携した勢力は132から152議席の予定で非常に驚いている。共和党と右派諸派は57から67議席。左派諸派は13から16議席。UDIと中道諸派は6から8議席となった。1回目投票と全く逆の結果が出た。このような傾向は、まれで前回は1978年にさかのぼる。