20日日曜日、走行中のJR山手線車内で乗客のモバイルバッテリーが発火。発火の原因となるのがリチウムイオン電池で発火事故は去年までの5年間で1860件(NITE調べ)。リチウムイオン電池は使い続けると次第に劣化し内部に可燃性のガスがたまることがある。それに強い衝撃や加熱、過充電で引火し発火につながる。NITE製品安全センター・廣岡知之さんは「劣化しなくても製造工程で不良品が作られることがある」などとコメント。リチウムイオン電池は安全のためマイナス極がプラス極より長い必要がある。品質に問題のあるリチウムイオン電池はプラス極がマイナス極より長い巻きずれという状態でショートを起こしやすく発火事故につながる可能性。NITE製品安全センター・山崎卓矢さんは「異常に熱くなっている、充電が開始されない等は使用を中止し販売店やメーカーに相談してほしい」などとコメント。
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