夏祭りの片隅で頭を下げて回っている参議院選挙で落選した自民党候補者。各地でお詫び行脚をする候補者が相次いだ。自民党比例代表・中田宏氏(元横浜市長)が感じていたのは自民党への強い逆風。自民党は衆院選に続き、参院選でも歴史的大敗を喫したが、石破総理は続投の意向を示し続けている。ポスト石破候補の1人、茂木氏からは退陣を求める声。落選した候補者を取材すると自民党の先行きを憂う声。
自民党比例代表・佐藤正久氏(落選)は落選からわずか3日、長年過ごした部屋を出ることになった。参議院議員として18年にわたり活動してきた。今回、自民党は比例代表での獲得議席を前回の18議席から12議席に減らした。佐藤氏は約5000票差で次点となり、議員ではなくなる。石破総理は辞任すべきと話した。
お詫び行脚も厳しい状況。自民党徳島・高知選挙区・大石宗氏(落選)と後援会役員との会話では厳しい言葉。自民党大阪選挙区・柳本顕氏(落選)は大阪・西成区の地元の祭りでお詫び。大阪選挙区は維新、自民、公明で定数4議席を分け合っていたが、今回、参政党に議席を奪われた。自民党が大阪選挙区で議席を獲得できなかったのは27年ぶり。与党の敗因について「国民の思いとのズレ」と書いた 。初出馬の自民党長野選挙区・藤田ひかる氏(落選)は立憲民主党候補に大差で敗れた。これまで回った市町村数は77。与党の敗因の1つに挙げたのはSNS。SNS・動画投稿サイトを参考にした政党(NNN、読売新聞、NHKの合同調査による)は自民党8.2%と最も低く、国民民主党34.5%、参政党55.7%。藤田氏は自民党の先行きに懸念を示した。石破総理だけではなく、党全体に責任があると話した。
石破総理に辞任を求める動きは日々、強まっている。きのうはポスト石破候補の1人、自民党・茂木敏充前幹事長が退陣を求めた。おととい、石破総理の責任を問える両院議員総会の開催を求める署名が必要数に達した。
自民党比例代表・佐藤正久氏(落選)は落選からわずか3日、長年過ごした部屋を出ることになった。参議院議員として18年にわたり活動してきた。今回、自民党は比例代表での獲得議席を前回の18議席から12議席に減らした。佐藤氏は約5000票差で次点となり、議員ではなくなる。石破総理は辞任すべきと話した。
お詫び行脚も厳しい状況。自民党徳島・高知選挙区・大石宗氏(落選)と後援会役員との会話では厳しい言葉。自民党大阪選挙区・柳本顕氏(落選)は大阪・西成区の地元の祭りでお詫び。大阪選挙区は維新、自民、公明で定数4議席を分け合っていたが、今回、参政党に議席を奪われた。自民党が大阪選挙区で議席を獲得できなかったのは27年ぶり。与党の敗因について「国民の思いとのズレ」と書いた 。初出馬の自民党長野選挙区・藤田ひかる氏(落選)は立憲民主党候補に大差で敗れた。これまで回った市町村数は77。与党の敗因の1つに挙げたのはSNS。SNS・動画投稿サイトを参考にした政党(NNN、読売新聞、NHKの合同調査による)は自民党8.2%と最も低く、国民民主党34.5%、参政党55.7%。藤田氏は自民党の先行きに懸念を示した。石破総理だけではなく、党全体に責任があると話した。
石破総理に辞任を求める動きは日々、強まっている。きのうはポスト石破候補の1人、自民党・茂木敏充前幹事長が退陣を求めた。おととい、石破総理の責任を問える両院議員総会の開催を求める署名が必要数に達した。
住所: 大阪府大阪市淀川区西中島5