3日、韓国大統領選が行われ李在明大統領が誕生した。現地を独自取材すると政治と切り離した切り離した未来志向の関係性が見えてきた李在明大統領は日本に厳しい姿勢を取ってきたことで知られるが、去年韓国を訪れた日本人はおよそ322万人で中国に次いで2番目に多く日本人にとって韓国のイメージは大きく変わりつつある。ソウルの学生街にある企業は日本での就職を目指す韓国人学生を支援する就職カフェを運営している。政権交代の影響について、就職カフェを運営する春日井萌代表は”政治と私たちは別で考え、”という考えを持っている子が多い”と話し大きな影響はないのでは、と話している。一方、慰安婦問題を訴える少女像の前では3000日以上もの座り込みが続くなど、歴史問題をめぐり、これまでも度々関係が悪化してきた日本と韓国だが北朝鮮の存在は両国にとって共通の課題となっている。国会議員のユヨンウォン氏はウクライナに派兵され捕虜となった北朝鮮兵と面会しその様子を録音し、”祖国から捨てられたこのような状況をより気の毒だと感じた”と話している。また北朝鮮兵の戦闘力が高まっていると警鐘を鳴らし、「日韓の安全保障面での協力は不可欠」とし、日韓の軍事協定「GSOMIA」は維持されなければならないと話している。韓国で大ヒットした映画「ハルビン」が日本で公開され、伊藤博文を殺害した安重根役をヒョンビン、伊藤博文をリリー・フランキーが演じている。ウ・ミンホ監督は「日本人がこの映画を見てどう思うのかすごく気になる」と話す。また「韓日関係を良くするために政府レベルでもそうだが対話をして欲しい」としている。就任後の記者会見で李在明大統領は”国家間の関係は政策の一貫性が重要だ”と話している。
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