10月の衆院選で議席を大幅に減らした公明党は地方組織の幹部らを集めた会合を開き、党再生への課題を話し合った。会合の冒頭で公明党・斉藤代表は「2つの政治決戦に勝ち抜く以外に(公明党の)再生はない」と述べ、来年の参院選と東京都議選に向けて反転攻勢を呼びかけた。会合では地方組織の側から「衆院選で自民党を非公認となった候補を支援したのは理解できない」といった意見も聞かれた。斉藤代表は、党の幹部が地方に出向いて政策や党運営の課題などを地方議員と語り合ったり、SNSなどを駆使して党の発信力を強化する方針を打ち出した。