成田国際空港の放置スーツケースの問題。壁際に放置されていたりして、成田国際空港警察署ではきのう時点で約70個が保管されている。去年は約700個で今年はすでに400個以上と例年にないハイペース。テロ対策のため危険物であるか確認が必要であり、数が増えると処分費用も増えてしまう。路上にもスーツケースが放置されている。大阪・関西万博が開幕して大阪では外国人観光客が過去最多を更新、大阪観光局が宿泊施設にスーツケース放置についてアンケートを実施したところ、問題になっているとこえたたのが85%。部屋に放置されたり、中身が不明、スーツケースは産業廃棄物で処分に高い費用がかかる。スーツケースを空港に放置した愛知県の男性は廃棄物処理法違反の疑いで書類送検された。空港ホテルなどに放置すると、より悪質と判断される可能性があるという。関西国際空港では2018年から無料で引き取るサービスを開始、中部国際空港ではどんなサイズでも1個1200円で引き取っている。スーツケース修理の「マイスーツケース」では今年6月から買い取りサービスを開始、修理して販売している。