稽古場には小道具の薙刀があった。稽古場横の倉庫には西川流300年を物語る品々が。父・十代目扇藏さんから受け継いだ扇子は長女・佳さんに受け継いだという。佳さんも学生生活の傍ら西川流日本舞踊に取り組んできたという。そんな佳さんが警察官の試験を受けた事について扇藏さんは違った部分からモノを見る目を養ってもらいたいなどと話した。現在西川流が抱える門弟は全国に約1000人。この日は日本舞踊の舞台で「西川」を名乗る資格を得るための名取試験が行われ、受験した5人全員が合格した。かつては名取試験を受ける門弟が一度に80人いたという。
