深刻な読書離れが叫ばれる中、書店では「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」というタイトルの書籍が話題となっている。著者は就職をしたものの、本を読むことができなくなったため会社を辞め、現在は文芸評論家として活躍する三宅香帆氏。4月に発売され、累計発行部数17万部。「昔は本をあれだけ読んでいたのに、今はすっかり読めなくなった」という読者の心に刺さっている。街の人からは「本を読む時間がない」などの声が多く聞かれ、また一部の若者からは事前に本のストーリーや結末を調べてから読むという声も聞かれた。
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