アメリカのテネシー州でウインターミーティングが日本時間の明日から始まる。メジャー全30球団の関係者らが一堂に介するイベントで、来季に向けて選手の移籍などが話し合われる。今回は大谷選手が来季どのチームでプレーするのかが注目されている。去年、最も注目されたヤンキースのアーロン・ジャッジ選手はリーグ新記録の62本塁打を放ってMVPに選出された。再契約となったヤンキースとの超大型契約は、9年総額3億6000万ドルでFA史上最高額となった。ニューヨーク・ポストは複数のチームから総額5億ドルを大きく超えるオファーが届いており、決着するときには総額6億ドルに達するという声も出ていて、大谷選手がMLB史上最大契約を結ぶ可能性が間違いないのではないかと言われている。現地記者は、エンゼルス残留も含めて考えられる候補として5球団を挙げている。ドジャースは今季指名打者を務めた選手に再契約オファーを送らず、大谷選手のために枠を用意した可能性が報じられている。また、カブスやブルージェイズなども候補として挙げられている。大谷選手のような選手の争奪戦は「ミステリーチーム」の出現がつきもので、新たな買い手が現れる可能性もあるという。また、MLBネットワークは1週間以内に契約するチームを選ぶだろうと伝えている。