ホタテの価格が高騰している。青森の生産地でも水揚げ量が平年の半分以下まで落ち込む見通し。約40年で最も少ない量になるという。原因は陸奥湾の記録的な海水温上昇。もともと稚貝が不足していた上に海水温上昇で稚貝が大量死したという。一部ふるさと納税の返礼品にも影響が出ており、来年度も影響が続くおそれ。北海道でもホタテに異変が起きている。北海道・噴火湾でホタテの貝毒が発生。現在、漁をほぼ中止している。ホタテの高騰は来年以降も続きそう。白樺(東京・銀座)オーナーシェフ・月舘孝、青森県漁連・熊木正徳専務理事、北海市場屯田店(北海道・札幌市)・斉藤亮彦店長のコメント。