今週国会で注目されたのが、 高額療養費制度の負担額引き上げについて。 高額療養費制度は医療費が高額になった場合、患者の自己負担を一定額に抑える制度。厚生労働省は今年8月から段階的に引き上げ、再来年には年収約650~770万円の層で自己負担額が約5万8000円増える見込み。自己負担額の増加についてがん患者などで作る団体からは「セーフティネットが失われてしまうという意味で現役世代にとっては厳しい政策になってしまうのではないか」との声が上がっていた。また、患者からは「治療は継続できない」「離婚を考えざるをえない」などの悲痛な声が上がっていた。不安の声が上がるなか、どう備えればよいのか。