埼玉・入間市のむらせ首都圏工場でトラックから下ろされているのは新潟県産の新米。今月に入ってから連日、古米・新米含めてトラック4台~6台分が運び込まれていて、新米の入荷量は例年通りだという。精米した米の出荷量は1日約200トンで、そのうち約3~4割がスーパーなどへ運ばれる。むらせでは入荷した米をすぐ精米するなど出荷量を増やしているという。むらせ・米穀事業部商品部・藤本部長は「まもなく店頭の品薄も解消されるのではないかというふうに思っている」。また卸売業者などの対応が今年の品薄を招いたのではとの指摘については「直接的に需給バランスを崩したとは思わない」とした上で「来年、同じ状況にならないよう計画的に販売をしていきたい」と説明した。