先月31日、JR新潟駅での新バスターミナルの開業に伴い、65年の歴史を持つ万代口のバスターミナルの営業が終了した。新潟交通の誘導員の木村雅弘さんは、このバス停で特殊な笛を使いながらバスの誘導を続けていた。木村さんはかつてバスの運転手として働いていたが、体調を崩し、誘導員での仕事を始めた。バス停には1日約1000台のバスが出入りするという。万代口バスターミナルの利用者は年々減少し、再開発によりその役目を終える。最後の笛を吹き終えた木村さんは、現在、新バスターミナルで案内業務をしている。
住所: 新潟県新潟市中央区花園1-1-1