愛知県半田市では、300万本の彼岸花がこれから見頃を迎えようとしている。この土地出身の作家、新美南吉の代表作「ごんぎつね」にちなんできょうから、「ごんの秋まつり」も始まった。猛暑の影響で例年より開花が遅れているという、まだ緑の部分もこれから赤く染まるとのこと。一方で、福島には地元の人が愛してやまない彼岸花の名所があった。郡山市の秋の稲穂が揺れる田園風景の中に見えてきたのは、小高い丘の上に咲いた彼岸花、岩の上にも群生し秋空に向かって凛と伸びている。その姿が地域に秋の訪れを告げていた。
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