高市首相は昨日衆参両院の本会議で施政方針演説を行った。演説では「責任ある積極財政」のもと国内投資を促進し、税率を上げなくても税収が自然増に向かう「強い経済」を構築すると強調した。これに対し国民民主党・玉木代表は「物価高騰対策について具体策が非常に乏しかった」、中道改革連合・小川代表は「国民生活の隅々にまで目を行き届かせた温かい演説を聞きたかった」などとそれぞれ話した。他の野党からは「賃上げに向けた政策が不十分」や「減税を本気でやるのか疑問」といった批判も出ている。施政方針演説に対する各党の代表質問は24日から3日間衆参両院の本会議で行われることになっている。一方与党は代表質問後に新年度予算案を審議入りさせて年度内の成立を目指す方針で、与野党7党の国対委員長らの会談で協力を要請した。ただ野党側は「審議をないがしろにはできない」として質疑時間を十分確保するよう求めていて、審議日程を巡る調整も本格化する。
