多くの観光客が訪れる奥日光の持続可能な地域作りにつなげようと、栃木県や鉄道会社などが新しい交通システムの導入を協議する初めての会合が行われた。検討会は、中禅寺湖やいろは坂など栃木県内有数の観光地である奥日光の持続可能な地域作りにつなげようと県が設置し、日光市と東武鉄道が参加している。会合は非公開で行われ、県によるとロープウエーなど周辺の環境に配慮して自動車に頼らない公共交通システムの導入を目指すことが示されたという。また、周辺の交通状況などの調査を行う方針も示され、県の当初予算案に2000万円が計上される見通しだという。