今週召集される通常国会で政府与党は少数与党となる中、野党の理解を得ながら新年度予算案の年度内成立を目指す方針。これに対し野党側は予算案の内容を精査し各党が主張する政策の実現を迫ることにしている。通常国会は今週24日に召集される。これを前に石破総理大臣はNHKの「日曜討論」で「野党を支持している国民が「そうだよね」と思ってもらえる環境をつくっていく」と話した。政府与党は少数与党となる中、野党の理解を得ながら新年度予算案の年度内成立を目指す方針で国会召集前には自民、公明両党と野党3党の政策責任者による個別の会談が予定されている。これに対し立憲民主党の野田代表は「(予算案の)修正を求めていく場面は当然生まれてくる」とコメント。野党側は予算案の内容を精査し、経済政策や教育支援の充実など各党が主張する政策の実現を迫ることにしている。また、東京都議会の自民党会派が開いた政治資金パーティーを巡って会計担当者が略式起訴されたことを受け、政治とカネの問題についても追及を続ける方針。