開催する自治体の負担などが課題となっている国民スポーツ大会。去年から改革に向けた議論が進められている。きょう東京都内で大会主催者の1つ、日本スポーツ協会が競技団体向けに説明会を開いた。この中で、競技団体に行ったアンケート結果が示され、トップアスリートが参加しやすい大会を目指すことについて、約7割が賛成したという。このあと意見交換が行われ、スキーやスケートなど、冬の競技は海外遠征と開催の時期が重なり、トップ選手の参加が難しいといった声が上がっていた。日本スポーツ協会・遠藤利明会長は「具体的にどう進めていくか、それぞれの競技団体の話を聞きながら進めたい」と語った。