第3の腕を開発した早稲田大学の岩田浩康教授を取材。人間を支援するロボット技術を研究しており、日本ロボット学会の理事も務める。第3の腕は研究途中で現段階では視線を向けた方向へ動かす事ができる。一人ではできなかった事ができるようになり、特に障害者などへの「福祉応用」が期待される。人が持っているリソースを「最適化」「拡張」するのが目標で、注意の分配がポイントだという。研究のきっかけはキン肉マンに登場する超人アシュラマンの必殺技「阿修羅バスター」。遠藤憲一が「G.I.ジョー」で遊んだ思い出を語ると、空想は研究の源泉になるという話題になり、岩田が手を体に当てるだけで悪いところが見える超触診や超聴診について語った。この空想が実現すると遠隔・非接触の診察が可能になり、感染症対策や医師不足にも対応できる。
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