3人がやってきたのは三重・四日市市にある国内自販機の工場。案内してくれるのは工場長の山本さん。まずは展示ルームで歴代の自販機を探検。最初の自販機は1969年製造の牛乳ビン自動販売機。牛乳ビンを約80本収納できる自販機で、銭湯の脱衣所などに置かれていた。続いて紙コップ式の自動販売機。8か国語に対応する最新式は伊勢志摩サミットに設置されたという。
自販機の中には細かい工夫がたくさん詰まっている。特別に側面を透明にしている自販機で内部をのぞくと、蛇腹状にすることで缶を補充する時の衝撃を吸収する仕組みになっている。続いて製造工程を探検。この工場では約500人の従業員が1日300台以上の自販機を製造している。自販機づくりはラック製造、外箱作り、組み立てと主に3工程で行われる。まずは自販機に飲み物を収納するラック製造の工程から見学。ロボットが薄い鉄板を加工し、手作業で組み立てて製造する。
ここでファクトリークイズ。「ラック製造に一切使われていないものとは?」と出題。正解は「ネジ」。商品を傷つけないよう、ネジやくぎは一切使わずに製造されるという。ラックは仕切りの板がついており、収納する飲料のサイズを変更できる仕組みになっている。
続いては自販機の外箱作りの工程を見学。使用するのは厚さ1mm以下の薄い鉄板。それをコの字に折り曲げて溶接。水漏れの原因となる隙間ができないように手作業で位置を調整しながら仮止めの溶接を行い、ロボットによって一気に溶接、塗装を行って外箱が完成する。
続いてはラックと外箱を組み立てる工程。外箱に断熱材を入れ、冷却ユニットを設置。冷却ユニットは自販機内部を3ブロックに分け、夏はすべて冷却、冬は2つを温めるなど飲み物の温度管理を別々に行うことができる。ラックには6つの導入口があり、それぞれ別の飲み物を入れることができる。ラックの間には真空断熱材を入れることで異なる温度が可能になる。最後に扉を取り付けて自販機は完成。自販機の飲み物が取りづらくなっているのはわざとで、手が入ってけがをしないためだという。
完成した自販機が商品として出荷されるにはここから試験をクリアする必要がある。実際の飲み物と同じ重さ・形のダミーを使って番号通りに出てくるかチェックを行うベンドテストは速さが求められる難しいテスト。その次は試験棟にてより厳しい耐久テスト。工場で作られた自販機は日本全国に出荷されるため、あらゆる環境で正常に動くか様々な耐久テストが行われる。
続いては自販機の歴史を探検。自販機が日本で広まったきっかけは1970年の日本万国博覧会。自販機そのものの認知が広がり日本で大ヒットしたという。そこで次の万博にむけて 、あったらいいなと思う便利な自動販売機のアイデア対決を行った。礼二は上に取り出し口のある自販機、すっちーは一口ちょうだいボタンを提案した。
自販機の中には細かい工夫がたくさん詰まっている。特別に側面を透明にしている自販機で内部をのぞくと、蛇腹状にすることで缶を補充する時の衝撃を吸収する仕組みになっている。続いて製造工程を探検。この工場では約500人の従業員が1日300台以上の自販機を製造している。自販機づくりはラック製造、外箱作り、組み立てと主に3工程で行われる。まずは自販機に飲み物を収納するラック製造の工程から見学。ロボットが薄い鉄板を加工し、手作業で組み立てて製造する。
ここでファクトリークイズ。「ラック製造に一切使われていないものとは?」と出題。正解は「ネジ」。商品を傷つけないよう、ネジやくぎは一切使わずに製造されるという。ラックは仕切りの板がついており、収納する飲料のサイズを変更できる仕組みになっている。
続いては自販機の外箱作りの工程を見学。使用するのは厚さ1mm以下の薄い鉄板。それをコの字に折り曲げて溶接。水漏れの原因となる隙間ができないように手作業で位置を調整しながら仮止めの溶接を行い、ロボットによって一気に溶接、塗装を行って外箱が完成する。
続いてはラックと外箱を組み立てる工程。外箱に断熱材を入れ、冷却ユニットを設置。冷却ユニットは自販機内部を3ブロックに分け、夏はすべて冷却、冬は2つを温めるなど飲み物の温度管理を別々に行うことができる。ラックには6つの導入口があり、それぞれ別の飲み物を入れることができる。ラックの間には真空断熱材を入れることで異なる温度が可能になる。最後に扉を取り付けて自販機は完成。自販機の飲み物が取りづらくなっているのはわざとで、手が入ってけがをしないためだという。
完成した自販機が商品として出荷されるにはここから試験をクリアする必要がある。実際の飲み物と同じ重さ・形のダミーを使って番号通りに出てくるかチェックを行うベンドテストは速さが求められる難しいテスト。その次は試験棟にてより厳しい耐久テスト。工場で作られた自販機は日本全国に出荷されるため、あらゆる環境で正常に動くか様々な耐久テストが行われる。
続いては自販機の歴史を探検。自販機が日本で広まったきっかけは1970年の日本万国博覧会。自販機そのものの認知が広がり日本で大ヒットしたという。そこで次の万博にむけて 、あったらいいなと思う便利な自動販売機のアイデア対決を行った。礼二は上に取り出し口のある自販機、すっちーは一口ちょうだいボタンを提案した。