今朝の国会正門前にあったのは開門を待ちわびる新人議員の姿。午前8時に門が開くと、深々と一礼し初登院を果たした。国会に“一番乗り”したのは日本維新の会・阿部圭史議員。9時間以上並んだという。日本維新の会・阿部圭史議員は「ずっと起きて門の前で待っていた」と話した。今日召集された特別国会には、注目の新人議員が続々と登院し、意気込みを語った。史上最年少の25歳で当選した自民党・大空幸星議員は「初心を忘れずに言うべきことは言う」と話した。自民党・森下千里議員は「時代がどんどん変わっていく中でも女性がしっかり活躍できるような社会それを目指していきたい」と語った。今回初当選した衆議院議員は99人。国会の中央玄関から中に入ると、党員表示盤に記された自らの名前のボタンを押す習わしだが、自分の名前を見つけられずに右往左往する議員が続出。その後、当選証書を提示すると念願の議員バッジを胸に着けてもらえる。国民民主党の日野紗里亜議員は三つ子を含む4人の子供を育てながら選挙戦に挑み、裏金問題で辞任した鈴木元総務相を破って初当選した。裏金問題で自民党を離党し、参議院からくら替えした世耕元経産相も衆議院議員としては初登院。世耕弘成議員「心機一転、新しい気持ちで」と語った。日本保守党・河村たかし共同代表は1993年、当時の日本新党から衆議院選挙に出馬し初当選。国会議員を5期務めた後、2009年に名古屋市長選に当選し4期目の途中まで市長を務めた。今回の国政復帰は15年ぶり。「首相を狙う男」をキャッチフレーズにしてきたとあって、首相指名選挙への意気込みは十分。日本保守党・河村たかし共同代表は「名古屋でやってきまして総理を狙う76歳アゲインと庶民革命と楽しみにしててちょうだい」と話した。
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