内閣支持率は50.7%と比較的低い状況となっている石破内閣だが、石破茂総理大臣は解散総選挙に向けて裏金事件に関与した議員についても公認する方針という。総裁選の間は裏金議員を公認しない可能性を示しながら方針が明らかとなった。立憲民主党の福山哲郎幹事長は責任もけじめもないと言及し、国民民主党の玉木雄一郎代表は時間がないから公認せざるを得ないとしているが時間がない状況を作ったのは自分自身と苦言を呈している。立憲・野田佳彦代表は裏金議員の選挙区では与野党一騎打ちに持ち込みたい考えだが、共に連合を支持母体とする国民・玉木代表は最低限のルールは守っていただきたいと言及し、連合が国民側の立候補者に推薦している選挙区では立憲側が候補者を取り下げることを求めている。日本維新の会・馬場伸幸代表も擁立できていない選挙地は考える余地があるが、候補者を立てている選挙区は取り下げないとしている。候補者一本化は難航が予想される。石破総理大臣はきょうの所信表明演説で地方創生の交付金を予算ベースで倍増することを目指す方針を表明する予定となっている。