近畿選挙区・日本共産党の政見放送。山添拓は「この選挙で自民党政治の歪みを正す改革をと訴えている」として石破政権を批判。裏金疑惑についても事務的ミスだと開き直ったと指摘し「裏金事件を最初に暴いたのはしんぶん赤旗のスクープだ。国民の怒りと日本共産党の国会論戦で自民党を追い詰めてきた。わたしたちはお金に最もクリーンな政党。日本共産党を伸ばし腐敗政治を一掃させてほしい」などとした。吉良よし子は「失われた30年を生み出したのは自民党政治。その一方で大企業は大儲け。大企業・大金持ち優遇の歪んだ自民党政治を正し暮らし応援の政治に変えることが必要」などと述べた。日本共産党は最低賃金を直ちに全国一律時給1500円以上に引き上げる。中小企業への直接支援のために大企業の内部留保に時限的に課税し財源を生み出す。同時に一日7時間、週35時間労働に短縮することを提案する。消費税は緊急に5%に減税し廃止を目指す。インボイスも廃止する。年金を増やし介護サービスを公費で支える。大学での学費値上げに反対し学費ゼロを目指し、全大学・専門学校の学費を半額に値下げする。そのために教育予算を増やす。軍事同盟の強化に反対する。山添拓は「憲法9条を持つ日本こそASEANと力を合わせ平和外交に取り組むべき」とした。吉良よし子は日本被団協がノーベル平和賞を受賞したことに触れ、核抑止を否定することが世界の流れであるとして「今こそ平和な未来を子どもたちに」などと述べた。気候危機打開のため、省エネ・再エネを抜本的に広げ2030年CO2割削減、原発ゼロへ。吉良よし子は「戦前の家制度にしがみつき選択的夫婦別姓も同性婚も阻んでいるのが自民党」だとして「古い価値観を押し付ける自民党政治を切り替えて個人の尊厳が守られる社会を」と呼び掛けた。山添氏は「私達が目指す共産主義は人間の自由が豊かに花開く社会」などと述べた。