米国・ロサンゼルスで発生した山火事の焼け跡について、米国・FOXテレビキャスター・ジェシー・ウォーターズが「原爆を落とされた後の広島のようだ」などと表現していたことが分かった。現地の保安官も、9日の記者会見で「この惨状を見ると、明らかに、これらのエリアに原爆が落ちたような感じだ。だから、死者数に関しては、良いニュースになるとは思わない」と述べた。こうした発言に対し、先月にノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会・箕牧智之代表委員は「核兵器による被害と重ねることは、理解に苦しむ」と話した。