日本商工会議所の調査では、中小企業で計画通りの採用ができなかった企業は7割以上。前年比で+6.4ポイント。建設業、製造業、卸売業などで割合が高くなっている。人手不足の中で各企業が新卒者確保で行った取り組みで、初任給を引き上げた社が50.2パーセント。中小企業からは、新卒採用を実施したが手応えが全くないという声がある。人口が減少していることによる人手不足という構造的な影響が大きい。解決するには移民を入れるか、生産性を上げるか。2つに一つしかない。事業を合併する、デジタル化するなどで生産性を上げることをやっていかないといけない局面だと中室さんが言う。