国の推計では、今後認知症の高齢者は増えていく見通しだという。2025年には471万人。2040年には584万人に上るとのこと。国は行政や地域が協力して行方不明者の捜索にあたる「SOSネットワーク」を展開している。家族などが行政機関に情報を登録し、本人が行方不明になった場合にその情報が地域の企業や住民に共有されて捜索に協力していくという仕組み。NHKのアンケートによると、1472の市区町村でSOSネットワークが整備されているとのこと。ただ、SOSネットワークを知らない人が多いことや、情報の登録に至らない人が増えているといった課題もあるという。