- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 安藤結衣 黒田菜月 田中美都
オープニング映像が流れた。
警察庁によると日本全国で去年、認知症やその疑いがあって行方不明になった人の数はのべ1万9039人と過去最多。届け出があった人のうち95%は去年のうちに所在が確認されているが、502人は亡くなって見つかり、250人は去年のうちに発見されなかった。行方不明者を迅速に発見する取り組みは各地で進んでいる。前橋市は行方不明のおそれがある高齢者などにGPS端末を貸し出している。家族や自治体が認知症の人の服や靴に取り付けたGPSを活用して発見につなげたケースは、去年71件あったという。福井市などが活用するのは二次元コードのシール。服や杖などに貼り付けて使用し、二次元コードをスマートフォンで読み取ると、シールを貼っている人の情報が表示されるという。そして発見した人が居場所や健康状態などを入力して送信すると、家族にメールで届くとのこと。
国の推計では、今後認知症の高齢者は増えていく見通しだという。2025年には471万人。2040年には584万人に上るとのこと。国は行政や地域が協力して行方不明者の捜索にあたる「SOSネットワーク」を展開している。家族などが行政機関に情報を登録し、本人が行方不明になった場合にその情報が地域の企業や住民に共有されて捜索に協力していくという仕組み。NHKのアンケートによると、1472の市区町村でSOSネットワークが整備されているとのこと。ただ、SOSネットワークを知らない人が多いことや、情報の登録に至らない人が増えているといった課題もあるという。
きょうの東京株式市場は前日のニューヨーク市場でハイテク関連の銘柄が買われた流れを受けて半導体関連などが値上がりした。歴史的な円安局面が続く中企業業績の改善への期待感から輸出関連など多くの銘柄に買い注文が出た。日経平均株価きょうの終値は4万913円65銭となり終値としての史上最高値をおよそ3か月ぶりに更新した。東証株価指数は一時、2900を超え、バブル期の1989年12月につけた取り引き時間中の史上最高値をおよそ34年半ぶりに更新、終値としても史上最高値を更新した。
運輸業界でカスタマーハラスメント(カスハラ)への対処方針をまとめる動きが広がる中、ことし4月に方針を定めたJR東日本・喜勢陽一社長は一定の効果が見られているとしたうえで、ほかの鉄道会社と意見交換を行うなど業界全体で対応していく考えを示した。JR東日本は4月暴言や威圧的な言動などをカスハラに該当する行為と定義しカスハラを行う乗客には対応せず悪質な場合は警察などに相談するなどとして対処方針を定めていた。カスハラの対処方針を巡ってはことし5月にJR西日本がまとめたほか、先月には航空大手の全日空と日本航空が共同で発表するなど運輸業界で策定の動きが広がっている。
お天気マルシェでは横浜 保土ケ谷区から中継。静岡県では39℃を超えるなど危険な暑さとなった。横浜のきょうは最高気温34.7℃まで上がり猛暑日に迫る気温で現在も32.8℃あるということ。保土ケ谷区の住宅地にある畑では夏が旬のナス、トマトがなっている。関東地方ではにわか雨もあった。
宇都宮市の白沢浄水場から中継。この浄水場で養殖されているヤシオマスは昭和60年代に栃木県の水産試験場で開発された大型のニジマスで、身の部分の色が県の花のヤシオツツジに似ていることから命名された。産卵しないため、一般のニジマスより大きく成長し肉質がよく高品質だという。お刺身を食べて狩野アナは、肉質がしっかりしていて噛めば噛むほど甘みがでてくるなどとコメントした。浄水場でニジマスの養殖をするのは、水質のPRのため。冷凍した県特産のいちごをミキサーで撹拌してエサに混ぜて与えている。いちごにはビタミンCとポリフェノールが豊富に含まれていて、免疫力が向上し魚が健康に育つことが期待されている。宇都宮市は、ヤシオマスをうつのみやストロベリーサーモンと名付けて今年11月ごろ県内外のレストランや料亭などに販売するという。
大谷翔平選手は前の試合で大リーグ通算500打点に到達し、200本塁打まであと2本と迫っている。第1打席で2試合連続のヒットで塁にでる。このあとフリーマンが3ランホームランを放った。しかしチームは敗れた。
今月行われるオールスターゲームのファン投票の結果が発表されている。大谷翔平選手はナ・リーグ指名打者部門1位で、4年連続4回目の出場が決まった。今年のオールスターに選ばれると期待されているのが、今永昇太投手。投手は選手間投票などで選出され、今永投手は開幕から好成績を残している。
今永は低めの変化球で三振を奪うと、今度は高めの力強い速球。1点リードの5回まで7つの三振を奪い勝投手の権利を得る。しかし6回、ホームランで逆転を許し勝ち負けはつかなかった。今永投手がオールスターに選ばれると、大リーグ1年目の日本選手として9人目の選出となる。ピッチャー陣は、日本時間8日に発表される。
累計発行部数1億を超える人気マンガが原作のアニメ「進撃の巨人」の主人公エレンを演じた梶裕貴がゲスト。今年デビュー20周年を迎えた人気声優。ラジオ番組のMCとしても活躍している。今回は梶裕貴の魅力に迫る。梶裕貴さんは1985年に東京で生まれ、2004年に18歳で声優デビューを果たした。数々の人気作品に出演している。
梶裕貴が声優を志したきっかけは中学生になった時に声優の先輩が「声優は何を頑張っても全部自分の力になる仕事」と言っていたのが衝撃的だったという。少年時代はサッカー選手や学者になりたいと様々な夢を持っていたというが、その言葉で将来の夢が固まったという。いろいろ興味があり、どれか1つに突き進めなかった自分にとっては、その全てが無駄ではないということがすごく嬉しかったなどと話した。その後、養成所を経て声優デビューを果たした。なかなか仕事を得られない時期もあったが、デビューから8年後、運命の作品に抜擢される。それが2013年から10年間に渡って放送された進撃の巨人。主人公のエレンを演じる中で役への向き合い方が大きく変わったという。
梶裕貴さんが今NHKで出演しているのが「梶裕貴のラジオ劇場」。梶裕貴さんが司会を務め、毎週ゲストを迎え、ゲストとともにラジオドラマに挑戦するなどしている。ラジオドラマで読まれている脚本は全てリスナーが創作したものだという。スタジオ外で公開収録することもある。ラジオドラマについて、養成所時代のレッスンに近く、1本の中で自分の引き出しとしてどれが試せるか、その場の雰囲気で楽しみながら演じられるのは楽しいなどと話した。
梶裕貴さんのラジオドラマについて、多い時で1回に9役やることもあるという。また、ラジオでの回しもスゴイとのこと。
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夏だからアツくなっていることについて梶裕貴が紹介。梶さんの声を使った音声合成AIキャラクター梵そよぎは梶裕貴自らが企画し開発しているプロジェクトで利用者が自由にその声を使って作品を作ることができるプログラム。自分の死後、自分じゃない人の手で作品作りがされたとしたらどういう世界になるのだろうというロマンがあり、プロジェクトを立ち上げたという。AIについて、声の権利問題は無法地帯であり、自分が知らないところで歌っていたり話していたりするとし、それなら自分の公式ソフトウェアとして作ろうと思ったという。
横浜・都筑区の商店街から中継。ミッションは「カチカチになった”赤い果実”を探せ!」。アイスクリームなどのお菓子を製造している工場に潜入。ここではイタリアから輸入したブラッドオレンジを使ってアイスクリームを製造しているとのこと。果汁を100%使用したアイスを凍らせたブラッドオレンジの皮の器に入れ、それを器ごと10分間急速冷凍させて完成とのこと。試食した安藤アナは「オレンジの味が濃くて美味しい」などと感想をコメントした。
「忘れられないアニメのあの場面」について視聴者からの意見を紹介。「逆転イッパツマン」の30話で悪側が勝つなどが紹介された。