梶裕貴が声優を志したきっかけは中学生になった時に声優の先輩が「声優は何を頑張っても全部自分の力になる仕事」と言っていたのが衝撃的だったという。少年時代はサッカー選手や学者になりたいと様々な夢を持っていたというが、その言葉で将来の夢が固まったという。いろいろ興味があり、どれか1つに突き進めなかった自分にとっては、その全てが無駄ではないということがすごく嬉しかったなどと話した。その後、養成所を経て声優デビューを果たした。なかなか仕事を得られない時期もあったが、デビューから8年後、運命の作品に抜擢される。それが2013年から10年間に渡って放送された進撃の巨人。主人公のエレンを演じる中で役への向き合い方が大きく変わったという。