「開花発表」は標本木で5~6輪以上の花が開くと気象庁が発表する。先週、高知で開花発表となり今週に入って広島・福岡でも開花発表された。大阪は31日、名古屋ではきょうの予想、東京はあす29日の予想となっている。去年より15日遅く平年より5日遅い。今年の遅咲きについて「600℃の法則」というデータがある。2月1日からの最高気温を足し大体600℃に達すると桜が開花するという目安。東京では今月18日時点ですでに600℃を超えている。きのうまでの最高気温を足すと732.2℃。合計730℃を超えても桜が咲いていないのは東京では62年ぶりのこと。東京の平均気温を見ると今年は乱高下しているので桜が勘違いしている可能性があり成長にブレーキがかかっている状態。過去には4月に開花したこともあるし、最も遅いのは4月11日だったのでめちゃくちゃ遅いということではない。あすの通勤時間帯は春の嵐となり雨風に警戒を、などと伝えた。