この春から始まる新生活でキにしておきたいのが非常口のマーク。非常ベル・非常ぼたんなどは目立つ赤色だが、非常口はなぜ緑色なのか。非常口などの照明の安全基準を調査する会社に聞くと、「赤を使わないのは炎とみ間違えるおそれがあるため」とのこと。緑色のマークは1970年代後半、日本人デザイナーらによって考案、その後国際規格にも指定され世界中で”非常口マークは緑”が標準になりつつある。ちなみに電車の踏切や工事現場の看板などは黄色×黒の組み合わせだが、これは自然界で危険とされる生物の配色が黄色×黒だから。このように様々な色使いにより私たちは危険を避けられているということがわかった。