東京都知事選挙で現職の小池百合子氏が3回目の当選を果たしたことについて、経団連の十倉会長はきょうの記者会見で、“小池氏は8年間の都政運営の実績が評価されたのではないか”という見方を示した上で、「少子化対策など、山積する都政の課題解決に向けたリーダーシップに期待したい」と述べた。一方、東京都知事選挙とあわせて行われた都議会議員の補欠選挙で、自民党が選挙前を下回る2議席の獲得にとどまったことについては、「都議会で第1党の立場は確保したのでほっとされていると思うが、接戦で競り負けているということがあり、政治資金の問題などが尾を引いていて厳しい面があるのだと思う」と述べた。