経団連が行った大手企業19業種139社への調査結果によると、定期昇給と基本給を一律に引き上げるベースアップを含めた賃上げ率は5.39パーセントで、いまの集計方法になった1976年以降、昨年に次いで2番目に高い水準となった。また平均引き上げ額も、1万9195円と、2年連続で2万円近くなっている。結果を受けて経団連は、「賃上げのモメンタム(勢い)が定着したことが確認できた」としている。来年はトランプ関税の影響が見通せないものの、経団連は引き続き賃上げを呼びかけていく方針。
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