パスタや食パンなど食品メーカーが出す新商品が5年前に比べて2割減ったことが分かった。スーパーなどの販売情報を集めた日経ポスで2019年から24年の間に新たに登場した商品の商品行動を歴年で抽出、時系列で分析。品目別で見ると9割で新商品が減った。乾燥パスタやヨーグルトなどの減少が目立った。各社が新商品を減らす背景にあるのが物価高。コスト上昇で開発のハードルが上がっていることに加え、消費者の選別の目も厳しくなっている。こうした中、各社は売れ筋の商品に注力せざるを得なくなっている。(日経電子版)
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