旧統一教会の被害者救済をめぐっては自民などの3党が国が解散命令を請求した宗教法人の資産状況を適時把握できるようにするなどとした法案を提出した。立憲民主党・維新は裁判所が財産の管理・保全を命じることができるようにするなどとした法案を提出した。きのうまで5党による修正協議が行われ自民党などは法案の付則に3年後をめどに財産保全の在り方を含め検討を加えるとした修正案を国会に提出し衆議院法務委員会で審議が行われた。これを受け立民・維新の国対委員長が会談し自民党の答弁で一定の前進が確認できたとして修正案に賛成することを決定した。また共産党も賛成の方針を決め採決の結果修正案は全会一致で可決された。衆院本会議でも採決が行われ賛成多数で可決され参議院に送られた。元信者らの支援を行う弁護士は被害者側の負担が大きいとして修正を求めている。法案はあさって参院で審議入り予定で今国会で成立の見通しである。
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