衆議院選挙で自民公明両党は大きく議席を減らし、目標としていた過半数の233議席を下回った。石破総理大臣は政権を継続に対するため政策で一致できる党への協力を要請する方針。これに対し立憲民主党は議席を大幅に増やし、特別国会で行われる総理大臣指名選挙に向けてほかの野党との連携を模索することにしている。昨夜の自民党本部。当選を示すボードには空白が目立ち、幹部たちもこの表情。政治とカネを巡る問題で比例代表への重複立候補が認められなかった候補ら34人のうち20人が落選。2人の閣僚も議席を守れなかった。連立を組む公明党の石井代表も険しい表情だった。これまで議席を持っていた大阪ではすべての議席を失った。さらに代表自身も。自民、公明両党で目標としていた過半数を下回る215議席にとどまる結果に石破総理大臣は「非常に厳しい審判」とコメント。一方の野党。大きく議席を伸ばしたのは立憲民主党。国会に続き、政治とカネの問題を追及した。選挙前から50議席増やし148議席を獲得した。国民民主党は議席数を4倍に。自民、公明両党が過半数に届かなかった今回の選挙。政権運営の在り方を巡り与野党を超えた各党の駆け引きが活発になる見通し。
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