「政治とカネ」の問題が問われた今回の衆議院選挙。自民党の裏金事件に関連して公認を得られなかったり、比例への重複が認められなかった候補者は46人。このうち当選は18人にとどまり、28人が落選した。落選した候補者の中には、敗戦の弁で自民党の処分に対する不満を述べる人もいた。そんな中、瀬戸際で勝利したのは裏金問題で政調会長を辞任した萩生田光一氏。固い支持基盤を持つが今回は逆風にさらされ、立憲の候補との差はわずか7500票ほどだった。石破総理は非公認の裏金議員が当選した場合、追加で公認して「自公で過半数」の中に含める方針を示していたが、全員を追加公認しても過半数に届かない情勢となっている。
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