先週金曜日に総務省が発表した2023年分の政治資金収支報告書で10万円以上の飲食代、会合費で支出が多かった首相、主な閣僚について。石破茂首相は10万円以上支出は5件、合計金額・約77万円だった。林芳正官房長官は10万円以上支出は41件、合計金額約903万円で主なジャンル・肉、ふぐ料理。加藤勝信財務相は10万円以上支出が28件、合計金額・約590万円、主なジャンル・イタリア料理、フランス料理だった。政治家と会食について、政治ジャーナリスト・田崎史郎氏は「政治家同士の人間関係を培う場所。林官房長官、加藤財務相は今年の総裁選へ出馬する心づもりがあったため」としジャーナリスト・岩田明子氏は「大事なのは警備面や盗聴の心配がない場所。音がもれにくい個室だと秘密裏の話もできる」とした。注目は加藤勝信財務相は去年4月5日、1日6件の会食で合計106万3211円だった。会食の是非について田崎氏は「議員会館などの会議室も誰が使用しているか分かり他の議員などの目もある中で秘密裏に動けない」岩田明子氏は「原則何に政治資金が使われたかは透明化すべきだが時に財界や有識者、海外からの要人を相手にすることも」とした。
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