コメの価格対策を巡り、小泉農林水産大臣が野党の3人のトップらを相手に国会で本格論戦に臨んだ。小泉大臣は安い備蓄米を市場に投入することで、高騰しているコメ全体の価格を落ち着けたいとし、今後の生産者にとって5kg2000円が適正価格とは考えていないと説明した。今回の備蓄米放出では2021年産が5kg約1800円で店頭に並ぶようにすると述べた。また、国民民主党の玉木代表は21年産の備蓄米について、安い備蓄米の投入でコメ全体の価格を下げるというメッセージを出しすぎないよう指摘した。日本維新の会の前原共同代表も高いブランド米と安い備蓄米とで価格が2極化してしまう懸念があるとして、今回流通のどこでコメが滞留し、価格が高騰したのか分析した上で今後の流通経路の見直しを求めた。来週には店頭に並ぶとされる5kg2000円程の備蓄米が、来週には店頭に並ぶ予定。
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