石破総理大臣の辞任表明から一夜明け“ポスト石破”レースの号砲が鳴った。総裁選への立候補には国会議員20人の推薦が必要になる。今、自民党内で名前が挙がっているのはいずれも前回の総裁選に出馬した高市早苗氏、小泉進次郎氏、林芳正氏、小林鷹之氏、茂木敏充氏の5人。いち早く名乗りを上げたのは茂木氏。小林氏には若手議員から出馬を求める声が上がっている。旧岸田派関係者によると、林氏は出馬の意向を固め周囲に伝えたという。出馬に意欲があるとみられる小泉氏は水面下で動き始めている。前回2位だった高市氏も出馬に向けた準備を始めているとみられる。今回の総裁選のポイントは自民党を刷新できる人なのか、野党と連立協議できる人なのか。今回の総裁選は党員の声がより広く反映されるフルスペック型で実施される見込み。フルスペック型で有利なのは党員に人気のある高市氏・小泉氏の2人だが、一回目の投票では誰も過半数に届かず決選投票でこの2人が一騎打ちになる可能性が高い。石破総理は林官房長官を推したいと考えているようだ。自民党はあす、総務会と選挙管理委員会で総裁選の日程などを正式に決定する見通し。
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