参議院選挙は選挙戦最終日のきょう、与野党の党首が各地で支持を訴えた。自民党の石破総裁は仙台市で演説し、「減税したら、医療・年金・介護・子育は一体どうなる。憎しみをあおり、分断をあおっているだけでは何も生まれない。調子の良いことを言ったら国が滅びる」などと語った。立憲民主党の野田代表は新潟市で「自民党の猫の目農政の影響で、今年はいろんな問題が噴出した。需給見通しを誤ったのは政府じゃないか」などと述べた。公明党の斉藤代表は埼玉県上尾市で「敵をつくって分断して対立をエネルギーにするような政治手法、そういう日本にしてはならない」などと訴えた。日本維新の会の吉村代表は東京都新宿区で「社会保険料を下げる改革は絶対に必要。これを変えていこう」などと語った。共産党の田村委員長は埼玉県越谷市で「日本共産党は消費税がつくられる前から約40年、ひたすらこの税金に向き合い反対を貫いてきた」などと語った。国民民主党の玉木代表は福岡市で「私たちは10万円程度この年末調整で皆さんに戻す。金額的にもスピードも最も優れているのが国民民主党」などと語った。れいわ新選組の山本代表は宮崎市で「自民党は2万円を配ると言ったが、それで足りると思うか。消費税廃止に力を貸してほしい」などと語った。参政党の神谷代表は横浜市で「みんなで力を合わせて日本を守りたい、良くしたいという思いでつくったのが参政党」などと語った。社民党の福島党首は東京都中野区で「今度の参議院選挙で全国比例区で2%以上を獲得できなければ、社民党は政党要件を失う。社民党を残したい」などと語った。日本保守党の百田代表は東京都中央区で「食品の消費税を減らしたら、確実に手取りが増えることになる」などと語った。今回の参議院選挙は、与党が参議院での過半数を維持できるかが焦点で、あす投開票が行われる。
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