白駒池周辺は1周約40分となっていて、この日は東京が最高気温27.8度だったのに対し、白駒池周辺は22度だった。みずみずしいコケの姿が広く見られているが、コケは杉の子のようなスギゴケ属や、モフモフで雨に濡れてビチョビチョのミズゴケ属も見られたがミズゴケ属は本来の重さの20倍まで水を蓄えられるという。日本には約2000種ほどコケがあるものの、白駒池周辺だけで約500種以上が生息しているという。亜高山に住むコミヤマカタバミはカタバミに近い種となっているが、夜は葉を閉じるという特性があるという。白駒池は火山の噴火で川がせき止められてできたと言われ、最大水深8.6mとなっている。氷高2000m以上に位置する池としては日本最大規模の天然湖という。最もコケが映えるエリアはもののけの森という愛称があり、何かが住んでいそうな自然の穴も見られるなど美しい風景が広がっている。