WEB特集「なぜ長引く“薬不足”・解消しない供給不安の謎に迫る」を紹介。日本製薬団体連合会によると「咳止めや高血圧の薬など手に入りづらい薬品は今月14日公表のもので約3800品目。医療機関で処方される薬の2割以上。供給不足の発端となった のは2020年12月に発覚したジェネリックの品質不正問題。他のメーカーでも製造上の不正による業務停止などの行政が相次いだ。供給が不安定になったことに加えて感染症の流行も拍車をかけ、医薬品が手に入りやすい状態が3年以上も続いている。中堅医薬品メーカーでは増産は難しいという。その理由は国が定める薬の価格である薬価が低いことにあるとする。不足している薬は利益率が低い薬であるがゆえに設備投資に回すほどの余裕がないとい怜年以上の1943品目について、引き上げ価、現行薬価の維持を行った。また厚生労働省の専門家会議は後発医薬品メーカーについて多くが中小企業で製造能力に余力がないなど、構造的な課題があるとして業界再編を促すことを提言している。